令和2年度第1回特別支援教育コーディネーター研修会・情報交換会
 8月31日(月)に特別支援教育コーディネーター研修会・情報交換会を実施しました。コロナ感染症対策のため,今回はリモート形式で行いました。本校通学区の内原中学校,赤塚中学校,緑岡中学校,笠原中学校の4中学校区で情報交換グループを作成し,児童生徒の具体的な対応方法やコロナ感染症対策を踏まえた工夫した取り組み内容について,情報交換することができました。現在,顔を合わせる機会が少ないため,つながりがもてる貴重な機会になりました。第2回は12月21日に実施する予定です。センター的機能の一つとして特別支援教育に関わる情報交換会を行っておりますので,ぜひ地域の幼稚園・保育園・小中学校の先生方にご参加いただき活用していただければと思います。

 
  
令和元年度 職員研修・施設見学

本校職員26名で「特例子会社 カスミみらい(土浦市神立中央)」と「ともに-アレス(笠間市旭町)」へ施設見学に行きました。「特例子会社 カスミみらい」さんでは,スーパーマーケット「カスミ」各店で販売されている大根・白菜・キャベツなどを加工・包装する仕事に取り組んでいました。見学後は,特例子会社の概要についても説明していただき,企業が望む人材のポイントなどについて説明していただきました。「ともにーアレス」さんでは,A型事業所として働く人に求めること,働きやすい環境作りとして「タスカルカード」,「グッジョブカード」の活用などについて紹介していただきました。また,今回は初めて「働く人から学ぼう」というテーマで,特別支援学校を卒業して実際に働く利用者さんに直接質問する時間を設けていただきました。本校職員から仕事をする上で大切と感じていること,仕事をしていて難しいと感じていること,今後の夢,休日の過ごし方などたくさんの質問させていただきました。本校職員の感想の中には,「実際に働いている利用者さんの話を聞いて,今後どのように子どもたちに接していけばよいのか,今できることは何かを考えるきっかけとなりました。」などたくさんの感想があげられました。昼食は,「トラットリア・アグレステ(石岡市鹿の子)」を利用させていただきました。こちらはB型の事業所として,実際に接客サービス等の働く仕事を間近で見ることができました。

 今回の見学を通して,特別支援学校を卒業し社会で活躍している多くの卒業生の様子を見ることができたと同時に,双方の事業所の方から「なくてはならない貴重な戦力です」と力強いお言葉もいただきました。この見学で学んだ多くのことを今後の進路指導に役立てていきたいと思います。ご協力いただきました事業所の皆様お忙しい中ありがとうございました。